おひとりさま出産はミウラにイライラ、ネタバレ感想と打ち切りの噂について

「おひとりさま出産」は作者の七尾ゆずさんのシングルマザーでの出産、子育て自伝エッセイです。「おひとりさま出産」の全6巻までを読んだ私が

• おひとりさま出産のネタバレありでの感想
• おひとりさま出産の打ち切りの噂について解説
• おひとりさま出産のみんなの感想と分析
• おひとりさま出産を読むのにオススメの人、オススメできない人

を解説します！

ここから先は詳細なネタバレを含みます。

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おひとりさま出産ネタバレ感想、イライラがありつつも応援したくなる物語

というのが私の第一印象の感想です。

年収200万円以下の漫画家ナナオが子供を産みたい一心で、定職につかずお金をせびる彼氏のミウラの子供を授かり出産・子育てをするストーリー。

早稲田大学卒のミウラは人に好かれ、明るくて良いところもあるようですが、必死で出産費用をためるゆずのところに来てはご飯を食べつくしてなにもせずに去っていくダメ男です。

漫画は面白おかしく描かれているので思わずくすりとしてしまいますが、臨月ギリギリまで立ち仕事をして母体も赤ちゃんも危険にさらしながら働く姿を見せつけられると、心が痛くなりました。

1巻で登場したナナオの母親には世間体を第一に考える毒親気質が見え隠れしており、また4巻で語られたDV彼氏との過去編では暴力をふるうとわかっていて付き合っていたところを見ると、ナナオは解毒しきれてないように見えます。

ナナオにとって漫画が解毒の場になればよいのですが、毒親育ちは子育てを通じていつの間にか毒親になってしまうことがあるあるです。

ミウラとの関わりは良いことないので早めに切ってくれれば、と祈っています。

それでも生まれたミライちゃんは文句なしにかわいいし、ナナオにも頑張ってほしい！ ナナオとミライちゃんが幸せに暮らせることを祈っています。

おひとりさま出産の打ち切りの噂について解説

SNSでおひとりさま出産が打ち切られたというデマが流れていました。

おひとりさま出産は続編の「おひとりさま母さん」が出版されるほどの人気作品のため打ち切りは考えられません。

これはネットで「おひとりさま出産」を検索すると、「おひとりさま出産　打ち切り」というサジェストが出てくるために流れたものだと思われます。

おひとりさま出産にイライラ？みんなの感想と分析

おひとりさま出産の感想は

というものが見られました。

アプリでおひとりさま出産読んでみたけどイライラするだけだった🙄🙄

— さんぶんの！2m (@tzamtf47) March 9, 2019

おひとりさま出産っていう漫画見たけどおもしろいけどわたしには会わない。完全なる親のエゴ

— hik®︎@7m (@k0720_m) May 8, 2019

七尾ゆず「おひとりさま出産」
どうしても子供が欲しい一心でとりあえず早稲田出身で生活力がない彼氏の精子をアテにするところからスタート。もう応援しかできない…！！

— 奉行 (@bugyou333) August 2, 2019

おひとりさま出産読んでる😊👶
かなりハチャメチャ苦労人貧乏生活だけど、明るく描いてるから笑っちゃいますね🤣

妊娠出産育児、こんなのあったあった…とほっこりします…☺️
ミルク大量に戻して叫んだりね🤪🤪
夜中に息してるか心配で手をかざして息を感じたりね🤪🤪

— しよ田@三重のヲタママロリな人 (@siyotamasayosi) July 17, 2019

七尾ゆず『おひとりさま出産』6巻。最も応援したい漫画。持ち前の明るさで漫画として面白く読めるようになっているけれど、生活自体はいつもギリギリ。動物園の話やクリスマスの話がそうであるように、貧困を直視せざるを得ないときが、やはり、ある。オススメしてます。https://t.co/MYbGhWtkbq pic.twitter.com/cz7DWZzwjm

— スパルタ (@sparta_cc) March 22, 2018

ネガティブな感想として、ナナオとミウラにイライラするというものがありました。

ミウラはとにかくセコくて借金だらけでダメ男の典型なのでイライラするのは当たり前のように感じます。一方ナナオにイライラすると言っている人が一定割合いることも気になりました。

ナナオは父親なしで一人で子供を育てる宣言をしましたが、父親なしで良いかを決めるのは子供のはず。

貧乏でも立派に育てると決め、エアコンすら我慢して仕事にいそしんでいますが、ナナオがどれだけ苦痛を我慢したかと子供が貧困に直面したのは別の話です。

ナナオに対してイライラすると言っている人はナナオの子育てのスタンスをエゴと言っているのでしょう。

私自身も子供を授かりたいという気持ちは否定しませんが、子供のためを本当に思うのであれば子育てを頼れる人を探すべきであるし、ミウラとも縁を切るべきだと考えています。

ポジティブな感想としては子供のミライちゃん、ナナオを応援したいというものがありました。

ナナオのストーリーの一つ一つは本当は辛い話のはずなのに笑いに変えるパワフルさがあって素直に尊敬しますし、漫画家としてもストーリー構成が上手く、ギャグもくすりと笑わせてもらえます。

ミライちゃんも小さくて無邪気でかわいい。ナナオとミライちゃんの魅力に応援したくなる気持ちがわかります。

おひとりさま出産にイライラしてしまうオススメできない人、オススメできる人の特徴

おひとり様出産を読むのにオススメできない人はこんな人です

この漫画を読むとどうしてもミウラにイライラしてしまうので（笑）ストレス厳禁な環境にいる人にはお勧めできません。

またナナオはかなり無茶な妊娠生活を送っているので心配性の方はハラハラしてみていられないと思います。

反対にお勧めできるのはこんな人です

ミウラほどのダメンズはなかなか現実では見られませんが、細かいところを切り出すと、経験したことがあるイライラではないでしょうか。（作った料理をほとんど食べられるとかね・・・）

子どもが寝ていると生きているのかわからずに呼吸を確認してしまったり、子供がいつまでたっても同じことをしている姿はほほえましくて非常にリアル。

妊娠中の体験談や子育てあるある本として読むのにも楽しめるマンガになっています。

おひとりさま出産が面白かった人におすすめの漫画

おひとりさま出産はミウラにイライラしたり、ナナオにハラハラしたりとエッセイ物の妊娠漫画としてある意味一番心が揺さぶられるマンガでした。

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ミウラのようなイライラする夫が登場する漫画として「今日も拒まれてます」があります。

「今日も拒まれてます」はモラ夫とその浮気相手から精神的に追い詰められるストーリになっています。

実話をもとにしているのですが、このモラ夫、浮気相手の異常さはまさに「事実は小説よりも奇なり」。

夫婦再構築を望むモラ夫との関係、モラ夫との関係を続けたい浮気相手、そして主人公のポレ美はどうなるのか目がはなせません。

また毒夫もので人気なのが「夫の扶養からぬけだしたい」です。

夫のモラハラ行為が顕著なのが「夫の扶養からぬけだしたい」です。

「パート代程度の給料で働いてるって言えるの？」など絶対に許せないモラ夫の発言は作者が実際に受けた言葉とのこと。

実体験から描かれているのですが、モラ夫の発言がリアルすぎて共感がとまりません。