私は元彼と付き合っていたときに、別れ話を何度しても別れられず、10回以上ヨリを戻してしまった過去があります。
- このまま付き合っていても辛いだけ
- 付き合い続けても未来がない
- 周りからも別れた方が良いと言われる
- 別れたのに体だけの関係が続いてしまっている
など離れることがうまくいかない苦しさは、経験者にしかわからないですよね。
今回はそんな苦しい状態から完全に別れるためにしたことを実体験に基づいてお話しします。
私が実践したことのポイントはこちらです。
- 物理的に距離を置く
- 彼にラインで別れを告げ、返事が来る前にブロックして連絡先を消す
- 彼の許せないところを書き出す
- 思い出のものを売る、捨てる
- 友達カップルと遊びに行く
- 男友達と遊びに行く
具体的にどのように進んだかを書いていきます。
別れたいけど別れたくない状態に陥ったきっかけ、束縛系彼氏
私の元カレは高身長で見た目が良く、お笑い好きの好青年でした。
イケメンだし優しそう、私にはもったいないくらいの人だと思って付き合いはじめたところ、彼は徐々に本性を表していきます。
付き合い始めの頃は「たくさん連絡してほしい」と言うだけだったのに、付き合って数ヶ月経つ頃には、毎朝おはようのメールと、お昼の電話、夜の電話がないと浮気を疑うようになりました。
そして「できれば他の男の人と遊びに行かないでほしいし連絡も控えてほしい」と言っていたのが、「他の男の人と時間を過ごすことが許せない」になり、職場の飲み会に行っている間に不在着信が20件入るようになりました。
電話を掛けなおすと「浮気されたから死んでやる」と言い出すような嫉妬深いメンヘラ彼氏と化してしまっていました。
付き合あって半年たつころには付き合うことで得られる楽しみよりも苦しみの方が大きくなっていました。
彼に浮気を疑われてケンカをすると彼から別れる!と言われて電話を切られる。
私がごめんね、疑われることはもうしないからと言うと「ごめん、俺もカッとなってしまった」「おまえしかいない」と言われ、何度も仲直りをしヨリを戻してしまっていました。
別れたいけど別れたくない彼氏と離れることを決意
このようなケンカは月に2回程度ありましたが1年以上付き合いは続き、結婚が話題に上がるようになっていました。そんなある日、私の元に大学時代の友達グループからの旅行の誘いが来ます。
彼に怒られるのがわかっているから嫌だなぁとは思ったもののこのままの束縛が続けば結婚したら絶対に旅行には参加できなくなるのだから思い出づくりに行ってみようと参加することにしました。
旅行のことは隠していたのですが、結局直前にバレて、浮気女!別れる!死んでやる!と怒られましたが、旅行を計画してくれた友達に迷惑もかけれないと荒れる彼氏を放置して旅行にでかけました。
これまで別れ話が出たときは彼と連絡が取れない間、彼のことで頭がいっぱいになり、我慢できなくなってヨリを戻していたのですが、今回は旅先で友達と過ごしているため彼のことを思い出す暇もありません。
友達は私を束縛することもののしることもない、一緒にいて楽でずっと笑っていられる。
彼と一緒にいる時には味わえなかった幸せな時間を過ごし、彼との付き合いは消耗しているだけで、彼も私も幸せになれないと気づき、私は別れることを真剣に考え始めました。
別れたいけど別れたくない彼氏と離れるための行動を実践
そうは言ってもこれまで何度もヨリを戻すくらいなので、旅行から帰ってからまたヨリを戻してしまいます。
それでも私は楽しかった旅行のことを思い出し、このまま結婚したらあんなに楽しい旅行には一生行けなくなるかもしれない、それくらいなら別れるべきだ!と決意を新たにし、次の別れ話を最後にすると決めました。
そう決めてすぐのころ、幸か不幸か仕事が非常に忙しくなりブラック企業に勤めていました(笑)デートの回数が週3回から週1回から2週間に1回に減りました。
これに少しではありますが物理的に距離を置くことができました。
毎日の電話とラインは続けていましたが、ラインの通知を切ることで連絡を見る回数を意図的に減らしました。
しばらくして職場で飲み会がありました。参加したところ、彼からありもしない浮気をののしられる連絡がきました。
次に嫌なことがあったら別れようと決めていた私は、浮気を疑われた怒りそのままに彼にラインで別れを告げ、返事が来る前にブロックして連絡先を消すことを実行しました。
ラインをした直後は良いのですが、数時間たって寝る前になると、束縛のことがなければ本当は良い人なのにこれで良かったのかな、結婚も視野に入れていたのなと色々な思いが巡りました。
彼の連絡先をSNSで探してしまいそうになりましたが、連絡する前になんとか自分の手をとめようと彼の許せないところを書き出すことにしました。
書き出していると私の生活を制限されていたこと、ありもしない浮気を責められたことにどんどん怒りが湧いてきて、連絡したいという気持ちが落ちつきました。
最初の夜を乗り越えましたが、次の日起きると私の部屋には彼からもらったたくさんのプレゼントが目に入りました。見ると辛くなるので思い出のものを売る、捨てることにしました。
しかしまだ彼への気持ちを完全にはふっきれていなかった私は捨てようとしてもなかなか捨てることができません。
人目のないところで捨てるのは無理だと思い、売れそうなものを中古品店に持っていき引き取ってもらうことに。店員さんには不思議と落ち着いて渡すことができました。
手紙類は売ることもできず捨てることも難しかったので、気持ちが落ち着くまでは箱に入れて部屋の奥に置くことにしました。
こうして1週間、2週間と過ごしましたが、ふとした時に彼と過ごして楽しかった思い出がよみがえり、彼と別れた悲しさから泣いてしまうことが多かったです。
一人でいると思い出してしまい辛かったので、意識的に友達カップルと遊びに行ったり、男友達と遊びに行くようにしました。
新しい出会いを探すためではなく、元カレと付き合っていたときな絶対にできないことをすることで、別れた後悔をなくすためです。
彼氏の話をすると辛くなるので、遊びに行った友達には別れたことを言わずにいました。
はじめの1ヶ月はとても辛かったです。もらった手紙を箱から出して見てしまったり、彼氏が無事かどうしても気になって非通知で無言電話をかけてしまったりでしたが、2ヶ月目、3ヶ月目と徐々に気持ちが薄れていき、4ヶ月たつと私の中で彼は完全に過去の人となりました。
心の整理がつく前に無理に出会いを求めなかったことで、精神的に休むことができました。
別れたいけど別れたくない彼氏がいる人へ
付き合っていたときは、ケンカしても仲直りできているなら仲良しなんだ。好きだから何度もヨリを戻してしまう。と思っていましたが、冷静になった今はケンカはない方が良いし、好きなら簡単に別れ話をすべきでないと思っています。
次々とダメ彼と付き合っていたため、私の感覚は完全に狂っていました。
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友達や親と会って数日を過ごしたり、旅行をしたりして、彼のことを考えない日を作り自分の気持ちを整理できるきっかけにすることをお勧めします。